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四季献立集 - 翻刻

四季献立集 - ページ 33

ページ: 33

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【右丁】 一/早餅(はやもち)常(つね)の飯(めし)をよく摺(す)り葛(くず)の粉(こ)交(まぜ)てむす也    口取(くちとり)之部 一べつこう鰹(かつほ)上々(ぜう〳〵)の鰹節(かつほぶし)四方(しはう)後先(あとさき)を鋸(のこぎり)にて切かんな  削(けづり)にしてみりん付け金網(かなあみ)にて焼(やく)なり 一/麦(むぎ)からきすきすを三枚におろしほそく弐寸  ほどに切りしほやきにする也 一/泡(あわ)むしたい鯛(たい)むしあがりたる時/玉子(たまご)の白身を  ちやせんにてかきたて上(うへ)へかける也 一/鮒(ふな)すゞめやき頭(かしら)とも脊(せ)びらきにする也    硯蓋(すゞりふた)之部 一はご板(いた)かまぼこ魚肉(ぎよにく)を摺(す)り目のあらきすいのう 【左丁】  にて漉(こ)し玉子の白身を塩(しほ)少しねり交長弐  寸程のはご板(いた)へ上(うへ)につくばねを付込(つけこみ)むす也 一/桜(さくら)だこ蛸(たこ)を生(なま)にて皮(かわ)を去(さ)りうすく切かけ三枚  ほどかさねて切はなしゆにして紅染(べにぞめ)にする也 一りんご玉子/卵(たまご)ゆでたてを皮(かわ)去り手のひらに  うけゆびにてそろ〳〵とおさゆればりんこの型(かたち)  になりたるを口なしの水にて染(そめ)水能(すいのう)にふせ置  紅(べに)をはじき懸(か)けなんてんの細き軸(ぢく)をさす也 一かんろふきみりんとさとうにて甘(うま)く煮(に)る也 一/紅(べに)かまぼこかまぼこ常(つね)のことくむしあげ別(べつ)に肉(にく)  少し分(わ)け紅(べに)をねり交(まぜ)紙(かみ)にのべかまぼこへかぶせ