翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: 模範解答付きコレクション1

旅行用心集 - 翻刻

旅行用心集 - ページ 14

ページ: 14

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 朝のおそきは一日のをくれとなる也 一 旅宿(たびやと)は定宿(じやうやと)は勿論(もちろん)其(その)道筋(みちすじ)初而(はじめて)にて不案(ふあん)  内(ない)ならば成丈(なりたけ)家作(かさく)のよき賑(にきや)かなる泊屋(とまりや)へ泊(とま)る  へし少々(せう〳〵)価(あたひ)高直(かうじき)にてもそれたけの益(ゑき)有(ある)也 一 旅行(りよかう)は兎角(とかく)暑寒(しよかん)をよく凌(しのぐ)べきなり就(なかん)_レ 中(づく)夏(なつ)  を心付へし先(それ)暑中(しよちう)は人々の脾胃(ひゐ)ゆるみて  食物(しよくもつ)を消化(せうくわ)しがたし因而(よつて)しらぬ魚(うを)鳥(とり)貝類(かいるい)  筍(たけのこ)菌(きのこ)瓜(うり)西瓜(すいくわ)餅(もち)強飯(こはめし)の類(るい)多(おほ)く喰(くら)ふべから  ず夏(なつ)は食傷(しよくしやう)より寉乱(くわくらん)等 発(はつ)し難義(なんき)に  及ふことあり春(はる)秋(あき)冬(ふゆ)は夏(なつ)に準(しゆん)じ知べし  清輔 ゆくまゝに 花の梢と なりにけり  よそに  見くつる  峰の  しら雲