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し人々 了簡(りやうけん)種々(さま〳〵)なるものゆえ長(なかき)道中にて
多勢(たせい)の中には必(かなら)ず不和(ふわ)の出来(てきる)もの也
一道連(みちつれ)にすまじきものは大酒(たいしゆ)の人并 ̄ニ癖(くせ)ある上戸(しやうご)
顛癇病(てんかんやみ)喘臭病(ぜんそくやみ)或はつよき持病(ぢひやう)ある人 是等(これら)は
いつ何時 其(その)疾(やまひ)発(おこる)まじきといふことなければ勘弁(かんへん)
あるべき事なり
一道中 路金(ろきん)を所持(しよし)するには胴財布(だうさいふ)に入貯(たくわ)ふべ
し日々の入用は懐中(くわゐちう)へ小出(こだし)をいたし遣ふべし
尤 小出(こだし)する時は夜分(やぶん)にても人の目にかゝらぬ
やう心懸(こゝろかく)る事 肝要(かんよう)なり
都にはまた
青葉
ふく
見しか
とも
もみち散
しく
しら川の
せき
頼政