翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: 模範解答付きコレクション1

旅行用心集 - 翻刻

旅行用心集 - ページ 33

ページ: 33

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一 雪吹(ふヾき)にあひたる人こゝえて手足(てあし)覚(おほへ)なく倒(たを)れ  又は気分(きぶん)あしく成たる人をあたゝむるには藁(わら)  火(ひ)を焚(たき)初(はじ)めは遠火(とをび)にして温(あたゝ)むべし又 寒(こゝ)えたる  人を風呂(ふろ)へ入るとも初めは至極(しごく)ぬるくして次第(したい)  に熱(あつ)くすべし火急(くわきう)に熱(あつき)火(ひ)あつき湯(ゆ)にあてる  時は逆上(ぎやくじやう)して塞(ふさ)ぐことあり   寒国旅具并 ̄ニ図式之事 一 雪中(せつちう)旅具(たひぐ)は紙衣(かみこ)胴着(だうき)或は皮類(かわるい)のものを  下着(したぎ)に用ゆへし雪国(ゆきくに)の寒気(かんき)甚(はなはだ)しきと  満雪(まんせつ)の深(ふか)きとは筆紙(ひつし)にも尽(つく)すべからす