翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: 模範解答付きコレクション1

旅行用心集 - 翻刻

旅行用心集 - ページ 42

ページ: 42

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 脳(のふ)の類(るひひ)香気(かうき)たかきものを懐中すればよし  ○道中泊屋にて蚤(のみ)を避(さく)る方 一 苦参(くじん)といふ草(くさ)を生(せう)のまゝにて寐(ねる)敷(しき)ものゝ上へ入  置は蚤よらぬなり最(もつとも)此(この)草(くさ)野山(のやま)に多くあるもの  なれば道すから心かけ手折て敷べし苦参(くじん)の  図(づ)下(しも)にあり見合すへし 一 枳(からたち)一ツ持(もち)夜々(よる〳〵)抱(いだ)き寐れば蚤(のみ)よることなし 一又 棘蓼(たて)を乾(ほし)て床(とこ)の下へ敷てよし 一又方 枳実(きじつ)を沢山(たくさん)せんじじはんをひたしよく干(ほし)  着用すれば蚤(のみ)よらぬなり  苦参(くじん)《割書:和名くらゝ○きつねのさゝげ|一名 土槐》  山野に多し葉は槐(ゑんじゆ)の葉に似  たり花は赤小豆(あづき)の花のめし  根黄白色にして至てにかし  敷もの間に入四置は  よく蚤(のみ)をさくる  といふ  春苗を生し  高 ̄サ五六尺に  直立す夏花  ひらきて秋に  至て枯