翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: 模範解答付きコレクション1

旅行用心集 - 翻刻

旅行用心集 - ページ 44

ページ: 44

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 下に図あり見合べし 一 足(あし)のうらへまめを踏出(ふみだ)したる時は半夏(はんけ)の細(さい)  末(まつ)をそくひのりに押(おし)ませてぬりてよし 一又方 煙草(たはこ)の吹(ふき)からをそくひに押交付て火にて  あふりてよし 一又方 薬種屋(やくしゆや)にて唐(から)の土(つち)といふ物(もの)を調(とゝの)へ薄(うす)き  そくいのりにませてぬりてよし 一又方 木綿糸(もめんいと)へ針(はり)を通(とう)し其(その)糸(いと)へ矢立(やたて)の墨(すみ)を  沢山(たくさん)ぬりまめを横(よこ)につきぬけは水(みづ)出(いて)て墨(すみ)まめ  のうちに残(のこ)り痛(いた)み止(とま)ること妙なり 一又方うとんの粉(こ)を水(みつ)にてときぬりてよし 一 夏(なつ)の旅(たび)に足(あし)のうら熱(ねつ)しいたむ時は蓼(たて)の葉(は)  をすり其(その)青汁(あをしる)をぬりてよし 一夏の旅に笠(かさ)の下へ桃(もも)の葉(は)を入かむれは暑気(しよき)  をうけさること妙也 一 毎朝(まいてふ)胡椒(こせう)を一二 粒(りう)つゝ服(ふく)せば夏(なつ)霍乱(くわくらん)をせず冬(ふゆ)  は雪吹(ふゞき)にあふことなし 一 夏(なつ)水(みづ)を飲(のむ)時(とき)胡椒一粒を嚙(かみ)くたきて呑へし又水を  嚙(かみ)て呑はあたることなし 一 毒虫(とくむし)にさゝれたる時は延齢丹(えんれいたん)にても蘇香円(そかうゑん)