翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: 模範解答付きコレクション1

旅行用心集 - 翻刻

旅行用心集 - ページ 51

ページ: 51

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 あり大坂にては雲のあし丑寅(うしとら)の方へゆくを入雲と  いふ雨になる也又 未申(ひづしさる)の方に行を出雲といふ  これも雨になれども風つよく吹時は日和に成(なる)事(こと)あり 一天一太郎。八専次郎。土用三郎。寒四郎といふことは。天一  天上が朔日にあたるを天一太郎といふ。八専次郎といふは  八専が入て二日めをいふ。土用三郎といふは土用が入て  三日めをいふ。寒四郎とは寒が入て四日めをいふいつれ  もこれにあたる日に雨ふればて気あしく成もの也 一天気 時候(じこう)は国所によりてかはること有ゆへに一概(いちがひ)にも  いひかたし大凡 関東(くわんとう)は西風にて晴東風にて  雨ふる関西(くわんさい)は西風にて雨降東風にて晴る也 因而(よつて)  土地所に応して聞合 考(かんかへ)しるべし    古歌并諺  筑波(つくば)はれ浅間(あさま)くもりて鵙(もず)鳴(なか)ば雨はふるとも  旅(たび)もよひせよ  五月西春は南に秋は北いつも東風(こち)にて  雨ふるとしれ   春北風に冬南いつも東は定降(じやうふり)の慕雨(ぼう)    降 霧  照 霧   立 霧  降 霧    ふつきりはてつきり  たつきりはふつきり