翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: 模範解答付きコレクション1

旅行用心集 - 翻刻

旅行用心集 - ページ 59

ページ: 59

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有馬温泉 城山 あたこ 一のゆ 二のゆ  の湯とす湯宿二十軒を二十坊とし南北に相  分(わか)れり此(この)外(ほか)の家々を旅人(りよしん)を留る小宿といふ二  十坊の家毎に二婢(にひ)あり一人は大湯女(おゝゆな)といひ通(つう)  称(しやう)嫁家(かか)と呼(よふ)也一人は小湯女(こゆな)といふ是(これ)は年若(としわか)なり  家々(いゑ〳〵)代々(たい〳〵)通名を伝(つた)ふ此二人の湯女 湯治(たうし)する客(きやく)人  に湯の廻(まは)りを告(つけ)しらしめ送(をく)り迎(むかひ)す諸国(しよこく)の旅(りよ)  客(かく)混雑(こんさつ)すれとも其廻り違(たか)ふことなし又 留湯(とめゆ)と  いふあり是は湯幕(ゆまく)を引(ひき)て他(た)の人をとゞむ    一之湯《割書:小湯女通名あり|大湯女はかゝといふ》  奥ノ坊 夏女  伊勢屋 竹女  御所ノ坊 桔女