翻刻
○吉奈(よしな)は温和(おんくわ)にして酷(こく)ならず身(み)を漬(ひた)し
気(き)を収(おさ)め肩(かた)を汲(ひた)して時(とき)を移(うつ)すにあらざれば
温気(おんき)を覚び老人(らうじん)婦人(ふじん)腰(こし)冷(ひへ)下血(げけつ)寒疝(せんき)或は
中症(ちうせう)惣而(そふじて)羸弱(ゑいじやく)の人によろしく温(あたゝ)むべき
病症(びやうせう)に効(かう)を得ること許多(きよた)なりといふ
一豆州 加茂郡(かもこほり)肖盧山(せうろざん)脩善寺(しゆぜんじ)は山(やま)の風景(ふうけい)唐土(もろこし)
の盧山(ろさん)に似(に)たりとて宋(そう)の西蜀(せいしよく)涪江(はうこう)の浮図(しゆつけ)
道隆(たうりう)《割書:号_二蘭渓_一 ̄ト|謚_二大覚_一》肖盧山(せうろさん)と号(な)つけ彼国(かのくに)理宗帝(りそうてい)
の額(がく)其外(そのほか)奇品(めづらしきもの)を此(この)寺(てら)に蔵す勝景(せうけい)最(もつとも)佳(よし)也
必ず遊ふべき所なり
日金山
アタミ
ヨリ
五十丁
木ノ宮
前湯
小田原三千
本陣
渡部
本陣
今井
弁天
アシロ
明神