翻刻
あり草津の効(かう)伊加保に増るものあり是(これ)皆(みな)其(その)
病症(ひやうしやう)によるべし故に同国(どうこく)にしていつれもおこなは
るゝ事 猶(なを)箱根(はこね)と熱海(あたみ)の如し
下野 日光山中禅寺《割書:日光初石町ヨリ三里|湯宿八軒》
御所湯 中ノ湯 滝湯 姥湯
笹湯 自在湯 薬師湯 河原湯
右各 名湯(めいたう)なり寒国(かんこく)故(ゆへ)三月中旬より九月末頃
まて行るゝ也 湯治(たうじ)する人 夏(なつ)にても朝(あさ)夕(ゆふ)は寒(さむ)き
ゆへ衣類(いるい)等其用意あるべし
日光山
裏見カ滝
猿多シ
中善寺