翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: 模範解答付きコレクション1

旅行用心集 - 翻刻

旅行用心集 - ページ 71

ページ: 71

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  土中 飯豊(いて) 温湯(ぬるゆ) 赤湯 湯沢   飯坂 《割書:同|》箱湯 《割書:同|》滝 ̄ノ湯 湯村 狐湯   山熱海(にあだみ) 磐城 折木 名取 玉造   鳴子 鎌崎 青根 東岳 砂子原   野神 湯本《割書:一名|》 三箱の湯《割書:又|》 沢子の湯 ̄トいふ   湯入 湯原 湯岐(ゆじまた)   巳上三十ケ所は奥州白川ヨリ同仙䑓南部堺マテノ   温泉ニテ いつれも名湯なり   ○三箱の湯は水戸より北へ廿二里岩城郡 平(たいら)の   城下より一里余あり疥癬(ひぜん)諸瘡(しよさう)に効(かう)あり   ○湯岐(ゆじまた)は水戸より十八里西北也 撲損(うちみ)脚気(かつけ)中風(ちうふう)   手足(てあし)不仁(きかず)の症(せう)或は婦人腰冷の類に効あり   ○二本松の湯は城下より二里 山上(さんしやう)にあり夏月(なつ)に   あらざれば至ることあたはず積聚(しやくしゆ)痔疾(ぢしつ)に妙なり   ○鎌崎(かまざき)の湯は打身(うちみ)金瘡(きりきず)に最(もつとも)効(かう)あり   ○青根(あをね)の湯は頭痛(づつう)積聚(しやくつかへ)虫気(むし)に効あり   ○飯坂(いゝざか)は福島(ふくしま)より三里半ほと左に羽黒山(はくろさん)右に   信夫山(しのふやま)を見て一杯(いつはいのもり)泉村(いつみむら)松川河寒村八反川   星の宿比良田村小川を渡りて飯坂なり   湯は五ケ所あり 当坐湯 小湯《割書:村中にあり|》