Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション1

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帝(みかど)も大いに睿感(ゑいかん)在し天機(てんき)殊(こと)に麗(うるは)しく詔(みことの)りを下(くだ)して宣(のたまは)く   天地(てんち)覆寿(ふくじゆ)時(とき)に順(したが)ひ気(き)を播(ほどこ)して皇王(くわうわうを)享育(かういく)し。物(もの)を利(り)し仁(じん)を弘(ひろ)む   朕(ちん)寡昧(くはまい)を以(もつ)て鴻基(かうき)に嗣(つぎ)登(のぼ)り万類(ばんるい)を撫養(ぶやう)す。政道(せいとう)洽(あまね)きこと無(な)し   方(まさ)に思(おも)ふ南薫(なんくん)恵沢(けいたく)未(いま)だ淳(あつ)からず。尚(なを)東戸(とうこ)に慙(はづ)比(このごろ)有司(ゆうし)奏称(そうしやう)すらく   老人星(らうじんせい)見(あらは)ると。又 今年(こんねん)十一月 朔旦(さくたんの)冬至(とうじ)也(なり)と。百宦(ひやくくわん)表賀(へうがし)て曰(いはく)。軒轅(けんゑん)之(の)年(とし)宝(ほう)   鼎(てい)祉(あと)を呈(あらは)し。陶唐之世(たうとうのよ)金精(きんせい)図(と)を表(あらは)す稽之(これをかんがふる)に天之祐(てんのたすく)る所(ところ)古今(こゝん)寧(ねい)   殊(しゆ)なり《振り仮名:可_レ久|ひさしかるべ》く《振り仮名:可_レ長|ながかるべ》きの功(かう)《振り仮名:不_レ召而|まねかずして》方(まさ)に至(いた)り。太平(たいへい)太同之化(だいどうのくわ)《振り仮名:不_レ言|いはずして》自成(みづからなる)朕(ちん)   慙(はづ)思(おもふ)て凱沢(かいたく)を施(ほどこ)し難(がた)きを。以(もつ)て天情(てんじやう)に答(こたへ)《振り仮名:自_二延暦二十二年昧爽_一|えんりやくにじうにねんのそうまい【ママ】より》以(い)   前(ぜん)の徒罪(とざい)以下(いか)《振り仮名:無_二軽重_一|けいぢうとなく》悉(ことごとく)皆(みな)赦(ゆるし)除(のぞ)く。八虐(はちぎやく)故殺(こさつ)強窃(ごうせつ)の二(ふたつ)を犯(おか)し私(わたくし)   に銭(ぜに)を鋳(いる)常赦(じやうしや)の《振り仮名:所_レ不_レ免|ゆるさゞるところ》の者(もの)は赦(しや)の限(かぎり)に《振り仮名:不_レ在|あらず》と《割書:云々》 右(みぎ)の詔書(せうしよ)を普(あまね)く諸国(しよこく)へ巡(めく)らされ天下に大赦(だいしや)をぞ行(おこな)ひ給ひける是(これ)に依(よつ)て諸州(くに〴〵)の