Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション1

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ページ: 183

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以下(いげ)の諸将(しよせう)諸軍(しよぐん)に虜(とりこ)を曳(ひかせ)仲成(なかなり)が屍(しがい)を舁(かゝ)せて京都(きやうと)へ凱陣(かいぢん)し事の始末(しまつ)を 奏聞(そうもん)しければ。帝(みかど)諸将(しよせう)の勲功(くんかう)を御 賞美(せうび)在(ましま)しそれ〳〵に忠賞(ちうせう)を給(たま)はり。虜(とりこ)の 輩(ともがら)を糺問(きうもん)し給ふに。今度(こんど)御 謀叛(むほん)を勧(すゝ)め奉りしは。薬子(くすりこ)仲成(なかなり)が所為(しよゐ)なるよし皆(みな)白状(はくぜう) し衆口(しうかう)同(おな)じかりければ。仲成(なかなり)が首(くび)を刎(はね)させて梟木(けうぼく)に肆(さら)させ。薬子(くすりこ)の屍(しかばね)は野外(やぐわい)に 捨(すて)させ給ひ。其余(そのよ)檎(とりこ)の輩(ともがら)は罪(つみ)の軽重(けいぢう)に従(したが)ひ。或(あるひ)は死刑(しけい)。また流刑(るけい)追放(つひほう)等(とう)に行(おこな)は せ給ひけり。春宮(とうぐう)高岳親王(たかおかしんわう)は一 点(てん)の罪(つみ)もおはしまさねども。上皇(じやうかう)の皇子(みこ)なれば。御 身(み)を愧(はぢ)給ひ。位(くらゐ)を辞(ぢ)し御 出家(しゆつけ)ありて。空海(くうかい)和尚(おせう)の徒弟(でし)となり法名(ほうめう)を真如(しんによ)とぞ 改(あらた)め給ひける。是(これ)に依(よつ)て桓武天皇(くわんむてんわう)第(だい)三の皇子(みこ)大伴(おほとも)親王(しんわう)を春宮(とうぐう)に立給ひけり 後(のち)に淳和天皇(じゆんわてんわう)と申奉るは此君(このきみ)なり。抑(そも〳〵)藤原仲成(ふぢはらのなかなり)は大職冠(たいしよくくわん)鎌足(かまたり)公(こう)の後胤(こういん)にて 正(しよう)三 位(み)藤原宇合(ふちはらののきあひ)の曽孫(ひまご)贈太政大臣(ぞうだじやうだいじん)維継(これつぐ)の嫡男(ちやくなん)にて氏素性(うじすぜう)正(たゞ)しき名家(めいか)の 種(たね)なりけるに。一 時(じ)の虎威(こい)に乗(ぜう)じ及(およ)ばぬ望(のぞみ)を起(おこ)し。君(きみ)に隠謀(いんばう)を勧(すゝ)め 奉(たてまつ)り兄妹(おとゞい)