翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

救荒事冝 - 翻刻

救荒事冝 - ページ 30

ページ: 30

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/色墨(いろすみ)尓て/抹出(そめいだ)し。/全潰(まるつぶ連)のところ盤/緑(こんじやう)を用ひ。/半潰(はんつぶ連)の處盤 /青(あい)を用ひ。一向水の出ぬ/郷(ごう)盤黄を用ひ。その/図(ゑづ)を/隠(かく)し置 きて。/郷司(しやうや)尓命して。右の/振合(ふりあひ)尓/郷(ごう)ごと尓図を作り。古連も 青緑黄の三色尓て/抹出(そめいだし)てもち来らしめ。此方の図と/参(あはせ) /給(こゝろみ)け連ば。/潰(みづ)を/検(じゆんけん)せ須して。/分数(ふりわけ)を知りて。/償科(ねんぐ)を申付。/賑(すく) /濟(い)を取斗ひけること。甚/簡要(かんやう)也とぞ〇宋能李/理(かく)。/毘陵(びりよう)尓/守(ぶぎやう) たる時。民飢け連ば。/災傷(そんもう)を仁義禮智の/四等(よだん)尓分て/抄剳(かきいだし) し。仁の字盤/産税物業(かぶかとく)ある家也。義の字盤/中下戸(ちういかのたみ)尓て。/産税(かとく) あ連ど/災傷(そんもう)尓て/収(とりみ)なき家なり。禮の字盤/等(ごだんめ)の/下戸(こびやくせう)と。 人の田を/佃(あてづくり)して。/薄(すこ)しく/藝業(なりわい)ありて。/餓荒(きゝん)尓あふて/求趂(もとめあるき) がたきものなり。智の字盤。/孤寡貧弱疾廃乞焉(みなしごやもめひんぼう尓んやまひものものもらひ)なり。仁の字は /賑救(春くひ)なく。義の字盤。米をや春く/糶(うり)あたへて/賑(すく)ひ。禮の字盤。 半分済ひ遣し。半分盤/糶(うり)あたへ。智の字盤/全(まる)で/濟(すく)ひ。何連 も/票(きつて)を/給(わた)し。/口数(くちかず)越/計(かぞふ)ること常法のごとし。但濟ひ米盤/願榜(まへもつてふだ) を/掛(かけ)て。十日尓/一次(いちど)つゝ/官(やくにん)尓/委(まかせ)て/散給(くばりわたし)ける。民どもその法を後 の世まで/称(ほめ)しとかや〇丁夘のとし。/鄱陽(はんいやう)/旱暵(ひでり)なりし尓。 又/義倉米(ぎさうまい)をもて。毎日城中尓て多く場所を/置(もふ)け。/價(ねだん)越 /減(げん)じて出し/糶(う)り。まづ城の内外の民を救ひ。そこでその銭を 米の/價(ねだん)尓/准(じゆん)し。口越/計(かそへ)て/逐月(まいげつ)/一頓(いちど)/支給(わりわた)して。/村落(ざいご)の民越 濟ひしかば。/深山究谷(しんざんきうこく)の民まで実の/恵(めぐみ)尓/沾(うるほ)ひ。/偸竊(ぬすまれ)/拌扣(すたり)の