翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

救荒事冝 - 翻刻

救荒事冝 - ページ 36

ページ: 36

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なく。病人小屋を立て。専らその/介抱(かいほう)を申付たきもの也〇死 者越葬ること盤。後巻の/周暢(志うちやう)河南の/尹(ぶぎやう)たる時。大旱尓て久し く/祷(いの)連登雨無か里し尓。/暢雒城(ちやうらくじやう)の/傍(かたはら)尓。/客死骸(たしよものしがい)萬餘越 葬り遣しけ連ば。即時尓雨ふり。その歳は/稔(ほうさく)なりとぞ〇後 周の/賀蘭祥(がらんしやう)。/荊州(けいしう)の/刺史(ぶきやう)たる時。/盛夏(しよちう)/亢陽(ひでり)せしかば。自身 境内を/巡見(じゆんけん)して。政の/得失(よしあし)を/観(み)し處。/古冢(ふるつか)を/發掘(ほりおこ)して。 /骸骨(がいこつ)を/暴(さら)し/露(いだ)してあ里しかば。その所の/守令(だいくわん)尓い屋らく。 仁者の政はかく阿るまじといふて。/収葬(とりはふむら)しめけ連ば。/即日(そのひ)雨ふり て。その年盤/大有(ほうさく)なりとぞ。是みな/災(わざわい)をやむるのみなら須。/感(かん) /應(おう)も/速(すみやか)なること也〇病人を/憫(めぐ)むこと盤。漢の/鍾離意(志ようりい)。/會稽(くわいけい)の /?郵(したやへ)たりし時。疫大尓行連。死するもの萬越もて/数(かぞ)へけ連ば。 意/獨身(ひとりみ)みつから/隠親(いんしん)《割書:隠親は謂_三親|自隠_二恤するを之を_一》し。醫業乃こと越/経給(せわ)せしかば。/所部(志はいしよ) のもの多く/全濟(た春かり)しとぞ〇/随(ずい)能/辛公義(しんこうぎ)。/岷州(みん志う)の刺史たり。所之乃 風俗尓て。一人疫を病めば。/闔戸(かるいのもの)すておきて/避(さ)け出け連ば。病者いつ もた春から須。/公義(こうぎ)その/習(なら)はしを改たく思ひ。病人をば/輿(かご)尓入て。 自分の/?中(しよゐん)尓持参らしめ。/親身(じしん)尓/拊摩(ゐでさ須)り。病者/愈(いゆ)連ばその 家内共越召して引渡しけ連ば。その子孫ども。/感泣(かんきう)して徒連 帰り。/敞風(へいふう)遂尓/革(あらた)まり。/合境(志はいしよのもの)公義を親しみ/戴(いたゞい)て/慈母(じほ)といひ ける〇宋の/趙抃(てうへん)。/越(ゑつ)州尓知たり。/呉越(ごえつ)大尓餓しかば。/多方(いろ〳〵)救ひ。 春耳なりて。疫を病むもの多かりけ連ば。/坊(こや)越作りてこ連を/處(を)き。