翻刻!江戸の医療と養生

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救荒事冝 - 翻刻

救荒事冝 - ページ 41

ページ: 41

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米越こしき尓入連。其上へ松の/粉(こ)をひろけおき。米の/蒸(む)せる越 期とし。/臼(うす)尓入て徒く也。尤/手水(てみづ)をひかゆべし。/香煎(かうせん)尓する尓盤。 あくを/抜(ぬき)たる粉を日尓/乾(かわか)して/炒(いる)也。/老木(おひき)盤/灰汁(あく)ぬきせずして /可(か)也。《割書:以上盤享保十八丑年五月。大坂井上某こ連越貧家尓つぐ。|寛保三年亥二月江戸本舩町大倉氏。この事越貧家尓つぐ。」》/藁(わら)を食ふ法盤。 /藁(わら)の/根元(ねもと)四五寸。/末(春ゑ)五六寸を切すて。二三分つゝ尓/刻(きざ)み。二三日水耳 /浸(ひた)し。よく/干(かわか)し/炮烙(はうろく)尓ていり/臼(う須)尓てひき。/粉(こ)尓して/糊(のり)こし尓て。 よくふるひ。何尓ても二三分まぜ尓して。/蒸篭(せいろう)の類尓てむし。 /臼(うす)尓て徒きてもすり/鉢(ばち)尓て摺りてもよし。/餅団子(もちたんご)尓/製(せい)し 食する也。《割書:大坂舩場の人|何某の法》〇/農政全書(のうせいせんしよ)。/救荒本草(きうくわうほんざう)など尓。草木乃 食ふべきものを/悉(こと〴〵)く/挙(あげ)たり。多きことなれば古々尓盤/載(の)せ須。本 書を見るべし。およそ/田畝(たはた)尓生へたるもの盤。もとより人の食ふ べきはづな連ば毒少なけ連と。/人気(ひとげ)遠き山野尓ひと里生へ たるもの盤。毒なるもの多し。食ふべきものとても。/田畝(たはた)尓/生(は)へたる ものゝ類尓あらざ連ば。その心して食ひべき也。〇荒政要覧耳 いはく。/嘗(かつ)て/苦行(くぎやう)の/僧人(ぼうず)。山尓入りて/耽静(ざせん)する越見し尓。必塩を /炒(い)りて。/竹筒(たけづゝ)尓入連。/携(たづさ)へ/往(ゆ)希り。/草葉(くさのは)の毒阿るものを食へは。/唯(たゞ) /塩(しほ)尓て/解(げ)須べしといへり。〇民間備荒録尓曰。/荒歳(きゝんとし)第一乃 /解毒(げどく)盤塩尓志く盤なし。飢民の死する盤。塩の/貯(たく)はへ/尽(つき)て のち。/毒草(どくさう)越食する故死するよし。今こゝろむる尓皆志かり。塩尓て /解(げ)せざる盤。/救荒解毒丹(きうくわうげどくたん)を用ふべし。もし毒つよくして。/解(げ)せずんば