琉球・沖縄の世界を翻刻する

コレクション: ハワイ大学所蔵 阪巻・宝玲文庫 vol. 1

琉球秊代記 附雑話 全 - 翻刻

琉球秊代記 附雑話 全 - ページ 9

ページ: 9

翻刻

詳(つまひらか)ならず 武寧(ぶねい)王 察度王 ̄の子・《割書:延文元年|至正十六年》生・《割書:応永三年|洪武二十九年》位につく・年四十一・ 此王父とはこころざし大小たがへり・酒色田猟(しゅしょくでんりやう)を事として 昼夜放逸(ちうやほういつ)にふけりければ・按司みなそむく・《割書:応永十二年|永楽三年》薨【みまかる】 在位十年・寿五十・此と紀山南王の属下(ぞくか)に・佐敷(さしきの)按司・思紹(しせう) の子・尚巴志(しやうはし)といふ人・父の職(しよく)をつぎてありしが・山南王/無道(ぶどう) なりしかば・兵(へい)を発(はつ)してこれを攻(せめ)滅(ほろぼ)し・ならびに山北王を ほろぼし・つゞひて中山をせめほろぼし・父をすすめて・ 王位につかしめ・国中を一統(いつとう)していにしへにかへす・《割書:以上二代》 《割書:五十六年》 思紹(ししやう)王 はじめは山南王の佐敷按司たり・子尚巴志・山 南王の暴虐(ぼうぎやく)をにくみて・これをほろぼし・次第に山北中山 をたいらげ・父(ちち)をして王位につかしむ・《割書:応永十三年|永楽四年》なり・《割書:応永二十八年|永楽十九年》 薨・在位十六年・寿詳ならず・ 尚巴志(しやうはし)王 思紹王の子・《割書:応安五年|洪武五年》生・《割書:応永九年|洪武三十五年》年三十一にして 佐敷按司をつぐ・後父をすゝめて王位につかしめ・《割書:応永二十九年|永楽二十年》 位につく・年五十一・《割書:永享十一年|正統四年》薨・在位十八年・寿六十八・ 尚忠(しやうちう)王 尚巴志王 ̄の次子・《割書:明徳二年|洪武二十四年》生・《割書:永享十二年|正統五年》位につく・年五十・ 《割書:文安元年|正統九年》薨・在位五年・寿五十四 尚思達(しやうしだつ)王 尚忠王の子・《割書:応永十五年|永楽六年》生・《割書:文安二年|正統十年》位につく・年三