翻刻!江戸の医療と養生

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病家心得艸 (上・下) - 翻刻

病家心得艸 (上・下) - ページ 18

ページ: 18

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【右丁】 の兪(ゆ)と知べしさて男(おとこ)は左(ひだり)女(おんな)は右(みぎ)の手(て)の中指(たか〳〵ゆび)をかゞめ 上節(うへのふし)と中節(なかのふし)との間(あひだ)を一 寸(すん)と定(さだむ)是(これ)を同指寸(とうしすん)とも又 中(ちう) 指寸(しすん)とも云(いふ)さて此寸(このすん)を稈心(わらしべ)にてくらべとりて脊骨(せぼね)の 正中(まんなか)にあてゝ左右(ひだりみぎ)へ一寸半(いつすんはん)を二行通(にかうどをり)二寸半を三行通(さんかうどをり)と 知べし凡(およそ)第二椎 風門(ふうもん)の穴(けつ)より第十九 膀胱(ばうかう)の兪(ゆ)まで 二行通(にかうどをり)常法(じやうほう)とするなり ○五臓(ごさう)兪穴(ゆけつ)を知(し)る歌(うた) 三 肺兪(はいゆ)五は心(しん)の兪(ゆ)に九は肝兪(かんゆ)十一 脾(ひ)の兪十四 腎(じん)の兪 ○要穴(ようけつ)主治(しゆぢ)の歌 気(き)は七九 血(ち)は九と十四 痰食(たんしよく)は七と十一要穴と知れ 【左丁】 ○身柱(ちりけ)膏肓(こう〳〵)の歌 三の椎(ずい)の下(した)は身柱(ちりけ)に四の椎(すい)の三 行通(かうとをり)膏肓(こう〳〵)としれ ○小 児(に)斜灸(すじかい)のうた 男子(なんし)には九の兪(ゆ)の左(ひだり)十一の右(みぎ)を点(てん)して斜灸(すじり)【すじかいヵ】としれ 女子(によし)ならば九の兪(ゆ)の右(みぎり)十一の左(ひだり)を点(てん)し(し)斜灸(すじかい)としれ ○灸壮(きうかず)分量(ぶんりやう)の歌 初生(うぶこ)より七八 歳(さい)は歳(とし)のかずそれより後(のち)は病症(ひやうしやう)によれ  灸瘡(きうそう)発(うばはする)方(はう) 灸瘡(きうそう)発(うごは)【うばはヵ】ざれば病(やまい)愈(いへ)ずといふ説(せつ)あり若(もし)灸瘡を 発せんと思(おも)はゝ古(ふるき)草履(ぞうり)の底(うら)を焙(あぶり)て灸痂(くろぶた)の上(うへ)を十