翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション1

病家心得艸 (上・下) - 翻刻

病家心得艸 (上・下) - ページ 21

ページ: 21

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【右丁】 偏墜(へんつい)《割書:陰丸(きんだま)かたく大に|なるをいふ》 㿗疝(たいせん)《割書:きんの大になるを|いふ寸白とは別(べつ)也》 寸白(すんばく)《割書:寸白/虫(むし)は九虫の一ッ也|世俗のかろく覚るは非也》 賁豚(ほんとん)《割書:五 積(しやく)の一ッ腎積(じんしやく)をいふ小 腹(ふく)に発(はつ)し一處(いつしよ)におらず上下時なく|人をして喘逆(ぜんぎやく)骨痿(こつい)せしむるなり》 脚気(かつけ)《割書:はれざるを乾(かん)脚気と云はれあるを湿(しつ)脚気と云/気急(ききう)|なるを脚気衝心(かつけしやうしん)と云多(おヽ)くは死するなり》 喘息(ぜんそく)《割書:いきせはしくのんどのなるを云|喘急(せんきう)とも哮喘(かうぜん)ともいふ》 気急(ききう)《割書:いきづかいせはしき也/短気(たんき)|小気(しやうき)皆いきだはしきなり》 咳嗽(かいそう)《割書:せきの事なり|》 痰咳(たんがい)《割書:たんせきの事|》 咳血(がいけつ)《割書:せきにつれて|血(ち)の出る事》 痰飲(たんいん)《割書:ねはりあるを痰と云|ねばりなきを飲と云》 留飲(りういん)《割書:水気(すいき)心下(しんか)に|とゞまるを云》 怔忡(せいちう)《割書:むなさはぎ|する事》 虚煩(きよはん)《割書:むねのいきれる事|》 自汗(じかん)《割書:自然(しねん)と汗(あせ)多(おゝ)く|出る事》 盗汗(とうかん)《割書:ねあせ出る事|》 陰汗(いんかん)《割書:前陰(まへ)しめりあせ|づく事》 陰痿(いんい)《割書:陰茎(まへ)なへるを|いふなり》 労瘵(ろうさい)《割書:ろうがいの事|虚労(きよろう)とも云》 傳尸(でんし)《割書:ろうがいのそんを|ひくをいふ》 骨蒸(こつしやう)《割書:ろうがいのねつ|をいふ》 欝症(うつしやう)《割書:せいのつきの事|》 秘結(ひけつ)《割書:大便(たいべん)のつまる|事》 痔疾(ぢしつ)《割書:痔に五 種(しゆ)あり穴(あな)|あきうみ出るを漏と云》 脱肛(たつこう)《割書:しりのあな出る|をいふ》 【左丁】 消渇(しやうかつ)《割書:かわきのやまひの事俗に婦人の|淋(りん)病を消渇といふは誤なり》 淋病(りんびやう)《割書:小便しぶり出か|ぬるをいふ》 遺尿(いにやう)《割書:小/便(べん)たれる事|》 便濁(へんだく)《割書:小便にごる事|白濁(ひやくだく)とも云》 溺血(ねうけつ)《割書:小便より血(ち)の|下る事》 遺精(いせい)《割書:覚(おぼ)へずしてきのもるゝをいふ|夢を見(み)てもるゝを夢遺(むい)といふ》 下血(げけつ)《割書:大便より血の|下る事》 吐血(とけつ)《割書:血(ち)をはく事|》 唾血(たけつ)《割書:つばきに血の|まぢり出るを云》 衂血(ぢくけつ)《割書:はなぢをいふ|》 血虚(けつきよ)《割書:ちのへりたる|をいふ》瘀血(おけつ)《割書:とゞこほりたる|悪(あし)きちの事》 気虚(ききよ)《割書:きのへりたる|事》 腎虚(じんきよ)《割書:腎水のへりたる|をいふ》 健忘(けんほう)《割書:ものわすれの|やまい》 驚悸(きやうき)《割書:ものおどろき|する事》 癲癎(てんかん)《割書:癲(てん)はきちがいの事/癲狂(てんきやう)とも云/癎癇(かん)は俗に云てんかんなり|近/来(らい)俗医(そくい)癲癎(てんかん)ともに癎症(かんしやう)と云笑へし》 沙病(しやびやう)《割書:水中(すいちう)に射工(しやこう)と云/虫(むし)あり沙(すな)を含(ふくん)て人の影(かげ)をいれば其人これを|やむ其症(そのしやう)数多(あまた)あり沙脹玉衡(しやちやうきよくこう)と云/書(しよ)に詳(つまひらか)なり青筋(せいきん)ともいふ》 黄疸(わうだん)《割書:身うちきいろ|になるやまい》 黄汗(わうかん)《割書:きなるあせ|出る事》 黄胖(わうはん)《割書:俗にいふふく|びやうの事》 癩病(らいひやう)《割書:さんひやうの事 癘風(らいふう)とも大風とも|癩風(らいふう)ともいふなり》 白癩(ひやくらい)《割書:しろこの事|》