翻刻!江戸の医療と養生

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病家心得艸 (上・下) - 翻刻

病家心得艸 (上・下) - ページ 61

ページ: 61

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【右丁】 ◯木天蓼(またゝひ)【注①】 辛(からく)温(うん)毒なし◯甜瓜(まくわうり) 甘寒小毒あり病(ひやう) 人(にん)に忌◯榲桲(まるめろ)【注②】 酸濇(すくしふく)毒なし◯松茸(まつたけ) 甘平毒な し多(おゝ)く食(くふ)へからす◯海松子(まつのみ) 甘小温毒なし【注③】◯松(まつ) 菜(な) 甘平毒なし◯鱒(ます) 甘温 多(おゝ)く食へは瘡疥(そうかい)を発(おこ) す◯魴(まながつを) 甘温毒なし◯蟶(まで) 甘温毒なし天行病(はやりやまゐ) 後(のゝち)に忌◯鶬鷄(まなつる) 甘温毒なし [け]罌粟(けし) 甘平毒なし◯鶏冠葉(けいとうのは) 甘冷毒なし ◯枳椇(けんほなし) 甘平毒なし酒毒(しゆどく)を消(けす)◯啄木鳥(けらつゝき) 甘酸 平毒なし◯計里(けり) 甘温毒なし膈噎(かくいつ)を治(ぢ)す [ふ]麩(ふ) 甘冷毒なし◯緑豆(ぶんとう) 甘平毒なし栢(かや)鯉(こい)と 【左丁】 合食を忌◯麩焼(ふのやき) 甘平病人に忌◯款冬(ふき) 苦温 毒なし◯甜菜(ぶだんさう) 甘苦寒毒なし◯葡萄(ぶどう)【注④】 甘平毒 なし◯仏手柑(ぶしゆかん) 辛酸毒なし◯鯽(ふな) 甘温毒なし 砂糖(さとう)芥子(からし)麦門冬(ばくもんとう)鶏(にわとり)猪(いのしゝ)鹿(しか)猿肉(さるのにく)と合食を忌◯鱣(ふか) 甘平小毒あり蕎麦(そば)荊芥(けいがい)と合食を忌◯河豚(ふぐ) 甘温 大毒あり甘草(かんさう)桔梗(きゝやう)荊芥(けいがい)菊花(きつくわ)烏頭(うづ)附子(ぶし)煤(すゝ)と合 食を忌◯布里(ぶり) 甘酸小毒あり病人(ひやうにん)産婦(さんふ)に忌◯梟(ふくろう) 甘温毒なし◯豕(ぶた) 酸冷毒なし蕎麦(そば)鶏子(たまこ)鯽(ふな)鼈(すつほん) と合食を忌 其外(そのほか)禁忌(いみもの)甚多(はなはたおゝ)し◯豬膏(ぶたのあぶら) 甘微寒 毒なし 【注① 「水」は「木」の誤】 【注② 「温」は「榲」の誤】 【注③ 「小」は衍ヵ】 【注④ 「艹+勹+豆」は「萄」の誤】