翻刻!料理本の世界

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料理早指南 - 翻刻

料理早指南 - ページ 102

ページ: 102

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五斗ミそ   是ハ常のミそ汁のごとく仕立て煮上ヶて          かげをおとし漉てよし もみ立汁   常のミそなり板の上にてほうてうにてよく          たき湯に だて煮かへしたるまゝこさぬ也 煮ぬき汁   常のミそすらずしてぶしと酒とをくわへて         煮あげてすいのうにて漉す但しかげんを少し落 納豆じる   常のミそ汁へ納豆を粒のまゝ入て煮立てのち          味そこしにてすくひ上納豆をすりて直にその汁にて        のべる      但しはじめより納豆をミそにすり交ぜあるひハたゝき      などするハにほひうせてあしみ右ごとくする時ハ味ひ      甚よく納豆すりよく一段かげんよろし ごじ     青まめよく水につけ置すり鉢にてすりて        白ミその汁にてのべ布袋にてこし再び煮たてる      但し      あをまめのかたよろしいづれもかげをおとしてよし              かげといふるハおくにくハしくしるす 糟じる      がすをミそと等分にすりまぜだしにて        のばし煮立てゝうらをこす也 ぬかミそ汁  扨ふるきぬかミそをすりだしにてのべ煮上て        こしどぶをさしあんばいする也こしどぶといふる        奥出 青しる    ほうれん草をゆでゝ水をしぼりよくすりて        白みそにすり交ぜすいのうにて漉にしてだしにて        のべ煮かへしかげをおとしあんばいするなり        但しほうれん草なき時ハ青粉を用ゆれどもあし ごま汁    白ごまにハ白みそ黒ごまハ常のミそすりまぜ        すいのうにて漉にしてだしにてのべ煮たてる