翻刻!料理本の世界

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料理早指南 - 翻刻

料理早指南 - ページ 114

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       さてなべにしほをやき付け水ばかり入て煮立        出スまへに右の魚を入る也          但し湯のにごらずたるきうよミなきやうに仕立          る肝要なり小鯛もみぎのとふり也 かつを    是も酒の上の  のごとくしたてゝ上ヶぎハに        大こんのしぼりしるおとしてよし あぢ     夕がしのあたらしき鯵のぜゝをとり口よりわたを        ぬきよくあらひさつとしほをふりおきぶしに        たまりお しやきしほ入れかげんして煮立てゝ        魚入て煮て出スなり はまぐり   祝儀ときの仕様やうなりなべに水七分にゆへ        中はまぐりを十 ほど入れまづゆてからもミも        すくひあけ別にはまくりの大きさのそろひたるを        酒にてむし身をはなし貝をよくあらひてかい        の   ミをひとつづゝ入て碗へもり右のしだし        をかけて出ス 但し一碗にはまくり二ツくらひ入 精進のうしほ よきこんぶしほのまゝ水にて煮出したまり        すミし酒をこしおとしてあんばいする也        とぶこ とさかのり ミるふさ ところてん草        焼いも さき松だけのるいよし                      わさびのしるはなすも                             右に    名目の吸物の事 うの花    いかのせのかたを十文字にこまかにきりかけ        よきほどに切はなしすましにて出スをいふ