← 前のページ
ページ 117 / 136
次のページ →
翻刻
水一升五合入れすりばりにてよくすりすいのう
にてこし右三しななべに入とろ〳〵とねれば
時の によく出 るなり
亦これをしぼりてつかふもまんちうの
せいほうに有
つわん酒 黒まめ一升いりてさましよきさけ一升
五合いれつけ置まめやハらかにほとびたる時吉
いり酒 かつぼふしか一升きて大梅ぼししほだして 程
右酒ニ升たまりをすこし入水すこしかげん也
亦はやいり酒には右酒 升に小梅 合又
ぜんし 升にてつかふ也
又ミりん酒にやきしほばかりせんし めたまり
入れても
精進のいり酒 とうふをでんがくほとにきりやきて梅ぼし
ほしかぶらなど古酒にてせんじてこしてつかふ
亦まへにいふミりん酒にて梅ぼしばかり
煮出してこしてもつかふ
名目のさしみの事
小川だゝき かつをおろしよくたゝき椀にもりつけにへ
いり酒 ゆかけしらめてつくる也 かたミだひ まながつを
もよし
霜ふり 何の魚にても どりにへゆへ入ゆがきて
水へとりさしみにつくるをいふ
名目のやきものゝ部