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濱名納豆 豆壱斗ミそのごとく焚あげうどんの粉壱斗
入よく合せてこもをふたにして三日ほとねさせ
さてふたをとりすこしさまして上エ下へかへして
又ねさせよくねたる時水 六塩三にて くり入る
時 かきませてよしさ三十日ほとにてなれるなりね
口傳戸いたにひらげ戸のさんほどにもりてねうす
あつきハあし
正木ひしほ 大麦一升一夜水に しさハ〳〵と似てさるにあげ
むす豆八合むしろにてあらひほしてよき
ほどにこまかに引わりかハをさり右二色まぜて
又やハらかにむしあつさ五 ほどにむらなくひらげ
うどん粉二合右に よくふりてねさせて花つき
たる時あら〳〵ともミほぐしかうぢに合しほ二合
五 水一升にて くり入る但し此のかうぢとしほハ
五日ほどまへに煮かへし置てつくるべし扨日
におきひに かきてよし色のつくまて置く也
醤油の諸味 こむぎ一升引わり豆一升よく煮て こしき
にてむしねか てよしよくあをく花の付たる時日也
干し
しほ水よきほとにてつくり入る也
濁醪 米壱斗よくあらひ水壱斗につけ置き米一升を
めしに焚き布ぶたつに入て右水につけたる米の中へ
入置き二三日を てその水をなめれは付ゝ
きたる時米を引あげふくろ入米めしもひとつにして
こしきにてむし糀 斗入いぜん をつけたる
水にてつくり入るなり室に入れハ一夜にてわき
あがるなりさて布ぶくろに汲入て滓をしぼりさり
但しつくりは入る時水すくなくハ増水してよろし
なまの米 粒も入時ハたちまちすくなるなり
白川井酒 白米三升を引わりよくむしてさましおきさてかうぢ
五升に水六升入よくもミてすいのうにてこしてすて
その水にて米のむしたるをかき合せおく 五日にし
て吉
梅ざけ 生梅のよく へたるをきすのなきをさるに入おき
うへより
わら灰をかけ 湯をかけ の干たる時一ツづゝ
ふきんにてよくふきふかきつほに梅を入て上々の
古酒を
梅のうへに ほと入白ざとうよきほと の紙の
ふくろに
入て酒より上にさげてふたを〆めはりして置なり
さとうハ水になりてたれ るなり