翻刻!料理本の世界

コレクション: コレクション 1

料理早指南 - 翻刻

料理早指南 - ページ 130

ページ: 130

翻刻

干たる椎茸を   しんまいのものいかにも白きをえりてさとう水  なまにする   につけれハなまになるなり 塩茸塩笋     ゆの中へ大こんをなまにて切入ておけハしほ  しほのだし様  はやく出るなり 初だけの     初たけにかぎらずゑのきたけしめぢなどよく洗ひ  砂とり様    ても裏のふの に入りたる砂落かめる物なり是を          おとすにハ初だけをふせてぢくの所をはしにて                             挟ミ           のはしにて笠の上よりたけバ砂ミな落るなり               圖のごとく茸るい何れも同シ 笋のにがミ    竹の子によりてにがミありゑ  ほきものあり   ぬきやう   是をぬくにハとうからしを丸にてゆでれバ          にがミ  にさる 蜜かんのすぢ   紀の国ミかんかハをむきてしはらくにへゆにつけ  とり様并たね  しめりたるふきんにてふげハすぢよくとれて  ともうすく切様                   少しも          のこらずうすくうつにもたねとりともよく          きれるなり をごのゆでやう  ずいぶんほそきをこをよくあらひゆで湯の中へ          銅のしやくしにてもち  のふたにても入また          笹の葉四五枚入てゆで引あげてはいにて           ふべし但しをごに二色ありふときものハ          よろしからずほそきほどいろよくてきれいに          味ひも又よし もづこの洗様   しほもつこにて生にてもぬるゆににてはいを          もみ付あらふへしぬまりとれてよし 海松房洗様    あつき灰にしはらくうつミおき引出して水          にてよくふりあらふべし ひねのそは粉を  そはをこねる時にへ湯にてこねたでのしぼり 新そばのごとく  知るを入れハにほひ出て新そはのごとし      する   白魚焼やう    白魚をやくにハあみにてやくに焼つきてはなれす 又ワか鮎も同し                      放          さんとすれハくだけこまる物なりそのやきやうハ          つねのごとくあみにてならべてやくやけつきたる                            をかまハ