← 前のページ
ページ 131 / 136
次のページ →
翻刻
すあミをかへして又よきほどにぼんを
かけて のふちを物の門にてはつたり打てハ
はら〳〵と落るくたくる事なし
いろ付けやきにても小串にさしてもあミ
にて右の通りにすべしやきそんずる事もなし
又あミをうちかへしても落るきづかひなし
鳥の油とり様 鳥の油身油かハの所をなべに入たうなすにても
かぼ
ちやにても内をくりぬきすべよくさらひて口の
かたをうつむけるなべに入水にてにれハ鳥の油
一面にうき上るさてよくにあげてさましおけバ
自然とあふら斗こりてそのたうなすの内へ
よるものなり
もやしの拵へ 豆 小豆 さゝげ 八重なり そば ぶんどう
やう 右のるい水につけ置折敷にさ ちをとり
よきほどに水うちまきあきむろへ入れは
やがてめを出スす のひた時つかふ
又白水をかけわらに包ておけハ一夜にて
め出るなり
竹の子おき様 よくゆにしてあま酒にしほを かけんより
すこしからくしてつけて べし
瓜のおきやう よききずなき瓜又は冬瓜のたぐひ焚火のうへに
つるしおけハもつものなり
なすび青漬け 藍瓶のそこの砂にしほをませてつくれはいろ
かハる
事なし又豆の葉をしほりその知るよりふぢと
しほと加へつけるもよし
砂糖のあくとり様 さとうによきほと水をにかへしつぼにても桶
にても
打わけ其中玉子を打ちわりて入れハあらハ上へ
ふたあかるともに玉子も浮き上がるなりその時
あく
をすくひてとるべし
但し極精進ならは玉子のかわりに山のいも
おろし入れる吉
かためもの事 くるみ 黒まめ かや など煮てかためるにハ
あらめをくわへにてミつ に押付おけバやがて
かたまるなり たんきりあめよろし