翻刻!料理本の世界

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料理早指南 - 翻刻

料理早指南 - ページ 132

ページ: 132

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焼もの火かげん  うすてう焼 松風やき 薄衣やき其の外さま〳〵          火かげん大事なりこれに葉下の火のうえ          はらの小口二ツのせて灰にしてお ハほどよき          物なり又品によりてつよきをこのむものあり          其の時ハ上ひとつのわらばいをとりのけるなり                             かく          すれば 火にも文日にも自在をうるなり          人火はたの大ハいつれもつよきよくしかれども          上の火ハ大がい中の 色づきてよりかけべし          さな れハ上へもり上るなり にかへし酒    酒を鍋に打入れにへ上る時つけ に火をつけ    はやく   さけの中へさせハもえ上るなりはやくふきけし 酒気をきる法   つかへハさかけよくさる也 油の事      油をにかへす時 て火入もえ上る物なり          うろたへて水なと入れハいよ〳〵れつ火となりて          お ろしくあやうき物なり左やうの時にて          うろたへず何にても青物にすこし油の中へ          なげ入るべしたちまちきゆるなり            是ハこゝろえのため爰に出ス    料理問答  是ハ秘中の日秘なりミたりにすへ          からず 〇問ていはく蒸物をせんと思ふに大しきかけつよくむしてもまた  静にむしても内の品に上りあるひハ割の  ありて思ふ  やうになりがたしつかしてよろしからん △答ていはくむし物のしかたハ内の品のかたさやハらかきにも依  といへともいつれにもこしきにかけ下ふき二ふきして内を  開て見れハ内の品にあせのかく物なり此あせをむし上ル迄ニ  度々ふきんにてとるべしうへにあせのると割るなり又  ふき上るならハしはらくこしきをおろし一 さましして  又むせハうち品 へかたみきて此のたひハよくふ  也 〇問ていはく煮ぬき玉子をするに玉子のきみかた