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料理早指南 - 翻刻

料理早指南 - ページ 133

ページ: 133

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 て月の福になるなり此の黄身の真中になりたるを見たり  つか すれはあのことくなる事 らん △答て曰黄身の片よりてあるハ玉子の生得なれハ苦し  からすされとも手り物に黄身を真中へ置んとなれハゆでる  時ハ箸をもつて子をやすめずに玉子をまハしてゆで上ヶ  れハ黄身真中にある物なり   又なべの中へうす板を入その板に玉子ほどの穴をほり  ゆで湯その板にひたしに付ほどにして其の穴へ玉子を  入れはしにてまわしながらゆでれハ吉 〇又問煮ぬき玉子皮ともに包丁にて切て出すあり  是はいかゞ △ゆで湯の内へ酢をおろしてゆで上れハほうてうにて  じゆうにきれるなり但しほうてうにもすこし酢をぬるべし 〇問て云すましのしたじをする時だし酒しほつかふにも又き  すましにて吸合せてミるときことによれハすこし酢ミ  のあるを せうゆ酒しほだしの内いづれのすぎたるゆへにて  いかゞせハよよろしからん  是を肝心の所なりせうゆをさせバからくなり水をさせハあまし  そのうへいうやうにしていよ〳〵入れハその酢ミなをり誠あぢわひ  出 なり 〇問ていはく鯛ひら目のさしみ作りて身に銀の出らハ  いかゞ △先鯛平目のたくひさしみの下地に身どり折敷のうへに