翻刻!料理本の世界

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料理早指南 - 翻刻

料理早指南 - ページ 80

ページ: 80

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 吸物(すひもの)    つゝにきりふたつほど子籠(こゝもり)なれば 一入(ひとしほ)   よし五斗(ごと)みそ或は麦(むぎ)みそなどよし     吸口○ふきのとう ○ねきの白ね                此るい見合すべし 白干小鮎(しらほしこあゆ)   俗(そく)にいふちりめんざこ也  只(たゞ) 一種(いつしゆ) 酒(さか)しほ或(あるひは)あわせ酢(す)などかけて遣ふ  又くずし 豆腐(どうふ)に 入(いれ)て 吸物(すひもの)にもする也 畳鰯(たゝみいはし)   是は 白(しら)すといふ魚(うを)の 干(ほし)たるにて右の小鮎(こあゆ)  とは 生(せう)異(こと)なりおなじ仕方にすべからす   しやうゆふりて焼(やく)こと常(つね)の事(こと)なり  すまし  吸(すひ)もの   畳いわし水に二日ほど置けば 生(なま)のいろに   もどりひとつ〳〵ほぐれる也はしりの 白(しら)   魚(うを)の代(かは)りにうどなど入吸ものによろし          吸口 あさくさのりもみて なまり節(ぶし)  土佐(とさ)ぶし 《割書:いづれも上けつりよくして真を|つかふ》    又 てりかゝ  平鉢(ひらばち)   なまりぶし大ぜみに切りうす醤油(しやうゆ)にて   煮(に)て上(あ) ̄ケ葛(くず)だまりかける          わさび 或はからし  中皿(ちうさら)   同 あつく大きくかきて焼(やき)しほふり   蓼酢(たでず)かける  丼(どんぶり)物   同 小口よりあつく切赤みそこく   すり酒にてのべすいのふにてこし 胡椒(こしやう)   の 粉(こ)入て 煮(に)る