翻刻!料理本の世界

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料理早指南 - 翻刻

料理早指南 - ページ 82

ページ: 82

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 大平(おほひら)   つけたる子をよく洗(あら)ひてしばらくにへ   湯(ゆ)につけ葛(くず)だまりかけわさび      或は 胡椒(こしやう)のねりみそかける ごまめ  かしらと腹(はら)とを切(きり)とりほうろくにて  よくいり手(て)にてもみこなをよくふるひて  遣ふなり  硯(すゞり)ぶた   もり合  てりこまめと云   みりん酒としやうゆよくにつめみつの如(ことく)く   なりたる時よくさまして右のごまめを   入てかきまぜるなり《割書:但しあたゝかみあればごまめ|もどりてしはつくなり》  助炭(じよたん)   婚礼(こんれい)式肴(しきさかな)等(とう)に遣ふなり   銅(あかゝね)なべ火(ひ)にかけ置(おき)上々の葛(くず)を水にてとき   右のごまめにかけながらいり助炭(じよたん)にかける  膾皿(なますざら)   焼(やき)て湯(ゆ)をかけ引さきふちをよく切去   うど白髪(しらが)にうちいり酒 生栗(なまぐり)のせん   いけもり するめ  又かきずるめ    但かきずるめは水につけるに及す    するめは水につける又品によりて直にも                    遣ふ  式肴(しきさかな)   するめあらひてあしとあたまを取かたく   巻(まき)つけわらにてゆわへぬくばいに入しばらく   して出しはいをよくふきさりて小口より切る   又するめあらはすによきほどにほそ引よりをかける  硯(すゞり)ぶた   或は    付合     松風(まつかぜ)いかさきに花舟集(くわせんしう)に仕やう已(すで)出(いづ)     又かきずるめてり煮にしてけしをふる     芳野鰑(よしのずるめ)かきずるめ水につけ置て葛(くず)だまりにて煮 ̄ル