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食を消する事を役とし大腸は正味と糟糠を分つ事を役とし
肝は正味を血に化する事を役とし心は血を転じて気となす事を
役とし頭脳は気を変じてすぴりつあにまるとなす事を役とす
又経絡は血を全身に運ぶ事をやくとしあるてりやは経絡につれて
気を全体に運ぶ事をやくとし筋は又すぴりつあにまるを運ぶを
もてをのれがやくとする者也其外眼耳等のやくも各々にして雑乱
せざる事明白なれば准之じて他を弁ふへし若二様のやくをなす品
ありと見ゆるは是其一に二の用を施す分際あるが故也然ば右条々を
踏へとしてべぜたちいわの精徳を粗左に論ずへし是則御作者を
見知り御善徳を弁ふる便り尤深ければ也
第廿四 べぜたちいはの精根の事
去程に右初条の心得を踏へとして人間のあにまに備はるべぜたちいはの
精根を論ずるにべぜたちいわとは人身を成長し成長したるを
養育する精也此成長養育は食物をもてなす儀なれば食事を
用る時べぜたちいはの徳として其食転化して人の骨肉となる也
【枠外右 二十三ケ条】