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をもゑみねんてる備はる也此故にべせたちいわの徳として身を成長
養育し子孫を生じ出す如くせんしちいわの徳としては見聞嗅味
等をなす也又せんしちいわの精根よりあぺちゝいわの精魂も出るが故に身の
為に相応する境を好み相応せざるを悪む事も皆是人間の上にはあにま
いんてれきちいわより出る徳儀也禽獣のあにまも己が体の為には
ほるますゝたんしあるなるが故に此等の徳備わるといへ共彼は是を限りと
して其上に至る事なし去程に人間のあにまは今一重の至徳有て
慮智分別の用を施すを名付ていんてれきちいわといふ也是誠に
最上の一徳也あんじよに備わる諸徳の中にも智慧を以至徳とし ds の
無量無辺の御善徳も御智慧の徳最上也 ds 万事叶ひ給ふ御力を以も
智慧に勝れたる精徳を作り給ふ事叶ひ玉はず此故に右にいふ上古の
智者等は人のあにまを名付ててんぽとゑてるにだあでのおりぞんてとも
又いんてれきつあるなつうらとこるぽらるなつうらの結びとも限りとも
云し事尤也所以者何人のあにまは養育見聞等のこるぽらる用を
施すのみならずぷうろすぴりつなる ds の尊体と御作のすぴりつ
なるあんじよの体に備わる智慧とおんたあでの徳用も備わるが故也
此智慧とおんたあでの二徳はすぴりつあるすゝたんしやを除て他の
【枠外左 初巻七十一】