キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

Luis, de Granada, 1504-1588. [Symbolo da fee. Traduzido em lingoajem japonica por alguns padres e irmaos da nossa companhia.] Nagasaqui, ex officina Goto Thomae Soin, typographi Societatis Iesu..., 1611. Typ 684.11.435. Houghton Library, Harvard University, Cambridge, Mass. - 翻刻

Luis, de Granada, 1504-1588.  [Symbolo da fee. Traduzido em lingoajem japonica por alguns padres e irmaos da nossa companhia.]  Nagasaqui, ex officina Goto Thomae Soin, typographi Societatis Iesu..., 1611.  Typ 684.11.435.  Houghton Library, Harvard University, Cambridge, Mass. - ページ 157

ページ: 157

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眼境に窺ふ時大山大木等のゑすぺしゑも僅の瞳に全備するをもて 明白也然にうにべるさるなつうらといふは彼此各別の相を捨て方円 長短の形を離れて見る所なれば是を写すゑすぺしゑも又形相を 離れてすぴりつに近からずんば有べからず若智慧の内に備はるゑす ぺしゑ内外のせんちいどのゑすぺしゑの如くぱろちくらる形相を現ぜば 形相に非ざるうにべるさるを現ずる事叶ふべからずさて色形の理なる うにべるざるさへもこるぽらるゑすぺしゑに写す事叶はざれば全くすぴ りつの理を写す事は猶以叶はざる者也此故に禽獣はすぴりつをも うにべるさるをも弁ふる力なし爰を以てみよいんてれきとの精根は すぴりつなる事疑ひなし其故はすぴりつのえゑすぺしゑもうにべるさるの ゑすぺしゑも色形の体に移り備はる事叶されば此等の備はるべき精根はすぴ りつならずんば有べからず其上こるぽらる精根はすぴりつをもうにべるさる をも知るべき力なしといへる今一つの道理は右に粗沙汰せし如く智慧を 以て物を知るといふはしらるゝ物のすぴりつある写しを智内に生ずる 儀なれば是全くこるぽらる精根の及ぶ所に非ず然に人はすぴりつ をもうにべさるをも弁ふる事歴然なれば此等の写しを智内に生ぜ ずんば有べからずすぴりつある写しを生ずる事も亦色形の及ぶ 【枠外左 初巻七十三】