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所にあらざれば是を生ずる智慧は則すぴりつなる事明らけし右此
道理に依て大智発明のひろぞほぱらたんありすとうてれもいんてれ
きとはすぴりつある精根なりと決定せり去程に人間の智慧を
もて物を知り弁ふる次第を見るにも亦いんてれきとの精のすひりつ
なる証拠明白なれば左に是を顕すべし
§ 三いんてれきとの精を以てうにべるさるを知る次第の事
いんてれきとの精をもて色相のうにべるざるなつうらを弁へ知る道は
二様にあり一にはぱるちくらる体を観ずるを以て其うにべるさるなつう
らを弁ふる事二にはぱるちくらる体を余多比べて見るをもてまた其うに
べるさるを弁ふる事是也ぱるちくらる体を観ずるを以てうにべるざるを
しるといふは喩へば一疋の馬を見る時其馬のけ毛寸尺馬形等を見ず
して只是は馬なりと見る所是即うにべるさる也又ぱるちくらる体を余多
比べてうにべるさるをしるといふは喩へば余多の馬を駢べて見る時毛の
色馬形寸尺等各同からずして相替る所を悉皆すてゝ何れの馬の
上にも少も替らざる所あるを弁は知る事是即ち馬のうにべるさるなつう
ら也此て馬のうにべるさるなつうらを弁へたる上に又一重挙て尚も
うにべるさるのなつうらを弁ふるといふは先馬のなつうらは何れの馬も
【枠外右側 二十九ケ条】