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せんちいどの外に又すぴりつあるぽてんしやを具足する証拠歴然也
右色相のうにべるさるなつうらを弁ふる次第如此今は又すぴすぴりつある
なつうらをうにべるさるにてもあれぱるちくらるにてもあれ弁へ知る
次第を顕すべし爰にをひて汝いふべしこるぽを離れまてりやを除き
すぴりつとて別のすゝたんしやあらん事解し難き一儀なれば先
すぴりつのすゝたんしや分明にある事を教へて而じて後にこそ
是を弁知する次第をばいふべけれと答云くせんちいどの識知する所を
のみ見るにをひてはすぴりつありといふ事は解し難けれども道理の
押す所を踏へとして智慧の見る所に随ふ時はすゝたんしやすぴりつ
あるをなしといふ事相叶はず故に悉く左に是をいふべければ爰には
先此疑ひを除ていんてれきとの精力を以てそれを弁へ知る次第を
きけ惣じて人間の物をしる初門といふはせんちいどより外になし
せんちいどは又すぴりつを知る力なければいんてれきとすぴりつを
弁へしらんが為には重々の道理を明らめたん〴〵に移り行て終には其理を
きはむる者也此例しは往昔のひろぞほ等安如の霊体を見付たるに
明か也先仰で天の順環するを見る時智慧の役として其動揺の
謂れを知らんと欲するに天は自力に環る也他力を受て動くやと思惟
【枠外左側 初巻七十五】