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する時惣じて無心無念の体は自力に動揺する事かなはざれば天の
旋転必他力によるべしと決定してさて其他力はあしでんてにあらんや
すゝたんしやならんやと尋ぬるにあしでんては他のすゝたんしやを動揺
すべき自分のちからなければ天を動ずる他力は是すゝたんしやなりと
決定し又其すゝたんしやはこるぽらるすゝたんしやなるべきや否やと
尋ぬるにこるぽらる体の精力は星霜を経て必衰ふる物なれば常住
平等なる事能はず天は其動ずる事古今平等にして遅速なく
日月の順環時を違へず昼夜を量り四時を行ふ事一刻も相違なければ
是こるぽらるすゝたんしやの及ぶ精力に非ずこるぽらるすゝたんしやに
あらあらずんば則是すゝたんしやすぴりつあるたるべき事疑ひなしと
天の順環を見るを以て重々の理を尽くして往昔のひろぞほ等は安如の
体を見付たるもの也さて又諸のあしでんては居する所のすゝたんしやに
随ふ物なればすぴりつの体に備わるあしでんてもすぴりつならずんば
有べからずと決定する者也是則人間のいんてれきとのすぴりつ
あるすゝたんしやを見出したる次第也
§四いんてれきとはすぴりつなりといふ事
去程にすひりつを弁ふる力はすぴりつより外に色相に備はる事
【枠外右側 二十九ケ条】