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名句をいひ置り一には云くなつうらの業はあやまつ事なき智慧の業
なりと二には云くなつうらの作者は常に是勝れると達したるをなす
なりと三には云くなつうらは肝要なるに不足なしと四には云く ds と
なつうらは都て太過有事なしと是皆金言なりといへ共取わき
第三第四の句に眼をつけて観ずるに真に有ふる魚鳥の体に大過不
及といふ事なし爰にをひて汝見よか程に達じて不足なき生類の
品々を道具も入ず造作もなく時刻をも移さずしてあれと宣ふ計
にて頓に出現させ給ふ御作者の御智慧力の広大無辺に在ます事を
第六の日には諸の獣を作り給ひ天地の間にあらふる物を御成就
有てより万物の霊長として人を作り給ふ也然ば人畜等の儀大方
右に顕しければ爰には暫く省略す去程に心あらん人此等の御作の
物を観じて御作者の尊体と微妙不思議の御善徳をも少は弁へ奉る
べし元より無辺の尊体なればあんじよの天才もをよばず益て
人間の浅智に於てをや
§一
去ばさんぢよにじよの教を踏とじて見るに現在にをひて ds の尊
体を弁へ奉る道は二ッあり一にはあひるまちひいをの道二にはねがちいをの道
【枠外右 三十ケ条】