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皆以無量也所以者何惣じて罪科の軽重は相手に随ふ物なるが
故に罪の相手を誰ぞと見れば即 ds にて在ます也さて ds の尊体は
無量無辺の体なれば我等が犯す罪科は皆無量の重さなる事爰を
以て明白せり此故に罪に対して受べき来世の報ひも亦終る期曾て
有べからず悲哉多くの人は此理をよくしるといへ共若千の罪を犯す
事痛哉世間の盲人来世不退の苦患を見ず御憐みの眸を嗔りに
変じ給ふをも見知り奉らざる事嗚呼憐むにたえたる罪人の
分野哉
ひてすの経 初巻終
【枠外左 初巻九十二】