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雪となりて降るものなり是を以て草木五穀をうるをし養ふ也
去ば禽獣虫魚木のみ草のみまでも日輪より与へたりと云つべし
三には日のめぐるを以て昼夜の隔をなし四季の差別もある也其故は
ゑみすへりよとて天地の間目に見ゆる程の分に日輪さし出れば昼也
隠るれば夜也天に備る十二のしいのとて日のめぐり通る間一ッづゝに滞
留する程はめんせとて凡三十日に定まる也此十二の道を行果すを以て
一年とする也四には四季の転変日夜の隔のみならず大に隠れたる徳
あり是人の為の専用也又是を分別する為に一の心得あり先人の
色身は四大和合を以て生じたる物なれば其四ッのくはりだでといふ徳
用は色身に留まりてある也其用とは四大の徳用也燥くと湿ると寒さ
あつさ等の性是也此四ッの用は身に於てそれ〳〵の所あり寒涼にして
湿る性をばへれまといひあたゝかにして湿る性をばさんげといひ熱精に
して燥く性をばこれらといひ燥きてひゆる性をばめらんこりやと云也然に
人の無病息災なる事は彼四ッの性の平等和合にあり此内何れなり
とも増か減るときんば忽例に違ひて病となるぞ其によて ds の御はか
らひは此四ッの性和合して年中それ〳〵の巣立行為に相応の時節を
憲法に分ち給ひ四節を定め給ふ者也さんげの為には春三月これらの
【枠外右側に 五ケ条】