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する者也故に春秋の二季なくして冬の極寒より忽夏の極熱に
至らば寒熱甚凌ぎ難く身命も亡ぶべき事を ds 知しめして冬の
極りたる寒さより長閑なる春に移り夏のあつさ極りて後は又涼
風の秋来るがごとく定め給ふ也是誠に和かなる御計ひに非ずや七には
日輪昼夜の隔をなす事是常の儀なるによて人皆心を付ざれども
是亦其徳一ならず先昼夜の隔有を以て年月を勘へ人々の年齢
古今の隔を分つ者也又冬の夜は長く夏の夜の短き事を何ぞと云に
冬は草木の根をさす時節なれば長き夜の寒気を以て上にさすべき
勢力を根に深く入れ夏は菓実の熟すべき為に陽気肝要なるに
よて夜はみじかくして日は長し
昼に余多の威徳あれども夜も又其徳多し夜るは露の恵みを
以て木草を潤し昼の辛苦を忘れ六根を休めて脾胃を甘げ
其熱を内に引籠て食物を消し手足全体に配る者也加之夜るは
敵味方ともに遺恨を止て甘ぎ猛き獣も山林より出て食を求るに
便りあり又夜は静なる物なれば人の心を ds に通じ奉りおらしよの
便りとなる者也是をさし給ひて In noƈtibus extollite manus vestras in sanƈta, &
benedicite Dominũ. Ps. 133. さるも百卅三に夜は天に向て掌を合せ御主を貴み
【枠外右側に 五ケ条】