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などゝいふ鳥の類ひ也鳩は月毎に子を産也ぺるぢすは一だびに廿の卵子を
巣立る者也又獣に敵を防ぐ道具をさま〴〵に与へ給ふ事を看よ或は尖
なる牙或は角蹄は則其為也若天性臆病にして敵を防ぐ力なき獣
にはにげ去る為に早き足を与へ給ふ也是即兎鹿の類ひ也何れよりも
臆性なるほど其足も勝れて早き者也又敵を防ぐべき道具調らざる
前にも用ある時は其道具の有べき所にて防ぐ体をする者也喩へば牛
などはいまだ角の出来ざる内にも額をさし出て防がんとする者也
他准之又鳥の子は鷹の羽ぶりを見ればそのまゝすくむ者也又鼻のきく
事は人よりも禽獣尚勝れたり良医是を試みんとてがれのといふ人
器に酒と油と乳とを入て羊の子の前に各々に双べをけば其子一ッづゝを
かぎ分て乳計を飲と也是則御作者より其精魂を与へ給ふによて
見ねども食の有所を探りて尋る者也犬の子は目のあがぬ前より母の
乳房をよく尋ね求る也若乳しる出かぬれば口にて強くあたり手を
もておさへ絞り出すがごとくする也是亦牛馬の上にも明に見ゆる也
さても此等は何国より学びけるぞ只 ds より与へ給ふいんすちんとの精に
引るゝまで也又禽獣の餌食の上に其御計ひをなし給ふ如く膚を
隠す為には或は毛或は羽あるひは鱗或は貝其品々多き者也其中に
【枠外右 十二ケ条】