翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

翻草盲目 - 翻刻

翻草盲目 - ページ 15

ページ: 15

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【右丁】 書(しよ)に引当てゝの。尤ごかし。元より愚智(くち) の閻魔王。扨も音に聞ゝしよりも。先生 の明論(めうろん)恐(おそれ)れ【語尾の重複】入る。地獄始りてより。先生の 如き人来らす今地獄にて。昔よりこじ つけの。理屈(りくつ)あつて漢名(かんめう)和名(わめう)を知らす。 剣の山の。北の方に当て。血の池あり。これ 八寒(はつかん)地獄の内にて。女の罪人を責(せめ)る処也。 此血の池の水。何れの色とも知れす代赭(あかとび) 【左丁】 色也。是(これ)何(なん)とも分らず。又夫より南方に当 りて。八大 地獄(ちこく)有り。これは又甚 烈火(れつくわ)燃(もへ)いで。 大 集熱(せうねつ)【注】。集熱地獄に。わかる。此火山中より 出る是昔よりいまた何のゆへに。出るやら 知れす。先生の明論(めいろん)を。きゝたしと。あれは。 蛮内は地獄へ来りし時。山よりの産物(さんふつ)を。 見て置し事なれば。さらは悉(こと)〳〵(〳〵)し語り 聞(き)かせん。某(それか)し剣の山に来りし時。甚 丹砂(たんしや) 【「集」は「焦」の誤記ヵ】