翻刻!江戸の医療と養生

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翻草盲目 - 翻刻

翻草盲目 - ページ 17

ページ: 17

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【右丁】 此上とも何によらず。分らぬ事あらは一ツと して滞(とゝこふ)るましと。例(れい)の大 言(げん)を吐(は)きちら せば。閻魔十王俱生神。獄卒悪鬼に至る まで。めつたむせうに。肝(きも)をつぶし。さつて も委(くわ)しき大先生。今日此地へ来り給わず ば。ゐつまでも知れずに仕 舞(もふ)也。是からは 此国を打まかせ。とふぞ如何様とも宜敷(ヨロシキ) やうに。御頼申と閻王 椅子(いす)よりおり。段々(たん〳〵) 【左丁】 の頼み。流石(さすか)鬼人(きじん)に横道(あふどふ)なしとは。此事を言ふ やらん。蛮内はしすまし㒵。しかし大王 には。大千世界(たいせんせかい)の罪人(ざいにん)の善悪を吟味する。 地獄の棟梁(とうりう)が。分らぬ身分あまりつまらす。 是からは少し。公(こう)の形状おも直すかよい。髭(ひけ) むしや〳〵の周冕(とをかんむり)は。なひと■ろ唐人の様て。少 罪人へ落かきませぬ。世界のうち諸事万物 に通達(つうだつ)せんと思ひ給はゝ。今日本にて大通と