翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

翻草盲目 - 翻刻

翻草盲目 - ページ 20

ページ: 20

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【右丁】 是金山(きんさん)なり。松柏(せうはく)石上(せきせう)に生(せう)じ又水精石英 の類 生(せうず)る時は。金礦(きんかふ)有り。日本奥州金花山 は周く人の知る金山也。是 水精(すいせう)多(おゝ)し。いま 釼(つるき)の山に。獄英金剛石(こくゑいこんこうせき)多(おゝ)し。山粧(さんせう)慥(たしか) ̄ニ金山 也今金堀をいれて掘る時は金礦(きんかう)出ること 疑(うたかい)なし。若大王釼の山を堀 給(たま)ふ気は なし。《割書:コレサ〳〵》有とも〳〵。何んても先生呑込て 金にさへ成ることならは我等少しも異変(いへん)なし 【左丁】 兎角(とかく)先生にまかすと。閻王の承知。扨夫より も。一(いつ)百三十六地獄の鍛冶(かじ)金掘を呼出し。 夫〳〵に申付。閻王は深殿(しんでん)にて。御元服の御祝 儀有り。其外十王 俱生神(くせうしん)。冥官(めうくわん)悪鬼(あつき)に 至(いた)るまて。本多があれは糸髭(いとひん)あり。おかし きは視目嗅鼻(みるめかくはな)。あたまばかりで体(からだ)【體】はなし。 しかしきらにつらぬは。当世也。扨大王には 打鋪(うちしき)をかけた。高座(かうざ)も。沈金堀(ちんきんほり)り【語尾の重複】の