翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

翻草盲目 - 翻刻

翻草盲目 - ページ 21

ページ: 21

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【右丁】 唐机(とふつくへ)と替り。金札(きんさつ)も鉄札(てつさつ)も。あられ砂子の 懐紙(くわいし)になり。孔雀(くじやく)の尾に十錦(ぢつきん)での水壺(みづいれ) 虎の皮の敷ものも。唐染布(とふさらさ)の敷 蒲団(ふとん) と変(へん)し。大王か大通やら。十王か中通(ちうつう)だか。 人々地獄へ来る者。不通(ふつう)ではいかぬとの評判 夫より段々釼の山を堀。やう〳〵礦(やまいろ)に堀り 当り。吹拵た所か。金にはあらす。皆 赤銅(あかがね) なり。固(もと)よりない金礦(きんかう)なれは。出る筈(はつ)も 【左丁】 なし。金堀もあぐみはて。物入は日〳〵に つのり。モウ例(れい)の欠落(かけおち)と出る所なれど。 地獄より外へ行事ならず。蛮内も一生の 智恵をはたき出し。是からは信(まこと)の事では ゆかず。大(おゝ)いかさまと出かけ。大王ぐるみ 一 杯(はい)かゝねはならずと。拵た赤銅(あかがね)亜鉛(とたん)を 交(まぜ)。真鍮(しんちう)を拵へ。箔にうたせ。生竹(なまだけ)の葉を 以ていぶし。焦金(こげきん)也と偽(いつわ)り。閻王に差上