伊那市×みんなで翻刻

コレクション: 内藤家資料 (1) 2

藩翰譜(六) - 翻刻

藩翰譜(六) - ページ 50

ページ: 50

翻刻

【右丁 白紙】 【左丁】    北条 美濃守平氏規は北条左京大夫氏康の四男左京大夫 氏政の弟なり曾祖新九郎長氏伊豆の国より起て 《割書:北条家の系図にしるす所各異あり一に曰長氏入道早雲は相模守平|高時に 四代北条新三郎行長か子なり母は伊勢備中守貞国か女》 《割書:当時足利殿の御代なれは北条を名のる事をはゝかり母方によつて|初て伊勢新九郎と名のれり伊豆相模を領して本姓にかへり北条》 《割書:と名のる長氏永正十六年八月十五日に卒すと云々一にいはく長氏は|平高時に三代の後 時盛か子 応永廿七年に生れ文亀三年に卒》 《割書:すと云々此二説共に 其家のつたふる所也 不審小田原記を按するに|伊勢伊勢守貞親か弟備中守貞藤応仁の乱を さけて伊勢国に》 《割書:下るほとなく今出川殿と北畠の国司を御たのみあつてかしこに御|下向あり貞藤か息男新九郎氏長備中の国より 伊勢に来つて》 《割書:今出川殿に見参す今川上総介義忠はあねむこなれはゆかりにつきて|駿河国に至り義忠の子氏親か時当国高国寺の城を賜て領す也》 《割書:氏長か母は尾張の国の住人横井掃部介か娘なり横井もと其家を|ゆつる長享二年十月氏長高国寺よりにら山の城にうつり 嫡男》