伊那市×みんなで翻刻

コレクション: 内藤家資料 (1) 2

藩翰譜(六) - 翻刻

藩翰譜(六) - ページ 72

ページ: 72

翻刻

【右丁 白紙】 【左丁】    柳生 但馬守菅原宗矩は 聖廟の御末故但馬守宗厳か 二男なりむかし宇治の摂政頼通公春日の社に大和国 四ヶの庄を寄せらる大膳亮菅原永家に 柳生の 庄の 地頭として神領の事を奉行す御醍醐天皇の御時 に及て永家か末孫兄は 播磨守 永珍弟は笠置寺の 衆徒中坊といふものあり 世はるかにへたゝりて永禄 まてに累代の所領をうしなふ元弘の戦みかと笠置 に臨幸なりし時中坊すなはち官兵に馳加る《割書:楠正成|をすゝ》 《割書:めしは此中坊|なりともいふ》そのゝちふたゝひ帝位をふませ給ひし時