翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: 模範解答付きコレクション1

新竹斎 5巻 - 翻刻

新竹斎 5巻 - ページ 35

ページ: 35

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新竹斎巻之三    一 深草(ふかくさ)の馬思へば宇治川(うぢがわ)の先陣(せんぢん) 五月五日 折(をり)しりかほの雨(あめ)のつゞき。宇治(うぢ)川の魚(うを)つりに友(とも)どち ひとりふたりしていきぬへる西の京に女ありけり青(あを)まめ売(うり)の をのがじゝ誘(さそひ)行に目覚(めさめ)ていとくらきより出。ほり川は音(をと)にしり て水ゆく方の南(みんなみ)に歩(あゆ)む。五 条(でう)渡(わた)りの夕がほも黄昏(たそかれ)ならでお ぼつかなく。惟光(これみつ)に火縄(ひなは)めしてたはこまいつた所よとけふりを ふけば。よこ雲(くも)のはるゝそなたにるしやな仏 友(とも)の男   耳塚(みゝづか)ぞだまつてゆくなほとゝぎす やごゑをかくる大 篝(かゞり)。大ひの弓にちゑの矢数(やかず)いざ通(とを)りかけ見てゆかん   いてきては娑婆(さば)八千の大矢かす火宅(くわたく)の篝((かがり)つみのきえがた 【参照資料:国会図書館デジタルコレクション>浮世草紙刊行会叢書>第1巻>新竹斎>巻之三-一 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/953502/170】がほ