翻刻!江戸の医療と養生

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広益秘事大全 3巻. [2] - 翻刻

広益秘事大全 3巻. [2] - ページ 13

ページ: 13

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【右丁頭書】 には凶(きよう)なり ○この星にあたる人は威徳(ゐとく)あり て福(さいはひ)ある也されども若(わか)き内吉に して老(おい)てあしき事あるべしよく よく身(み)を慎(つゝし)みてよし 【星三ッ結ぶ(なかごぼし)の図】心(しん) 火に属す 此星/中(なか)の星(ほし)を天子(てんし)とす明(あきら)かなれば 道(みち)さかんなり前(まへ)を太子(たいし)とすくら ければ太子/位(くらゐ)を得(え)ず後(うしろ)を庶子(しよし) とす明らかなれば庶子(しよし)位(くらゐ)をつぐ ことあり ○喜多宿(きたしゆく)といふ神事(じんじ)移徒(わたまし)に よし衣(きぬ)をたち財(たから)を出すはわろし ○此星にあたりて生るゝ人は火難(くわなん) 盗難(とうなん)にたび〴〵あふべしされども福(ふく) 禄(ろく)あつく心の望(のぞ)みをとぐるゝ 【左丁頭書】 【星九ッ結ぶ(あしたれぼし)の図】尾(び) 水に属す 尾の九星そろひて明かなれば国(くに) 豊(ゆたか)なりうつり動(うご)けば国(くに)のうれひ ありて大/洪水(こうずい)の災(わざはひ)あり ○富智宿(ふちしゆく)といふ薬(くすり)を合せ造作(ざうさく) にはよし衣を裁(たつ)にはわろし ○此星にあたりて生(うま)るゝ人は 【挿絵】 【右丁本文】 多(おほ)く入る故/濃(こく)して美(び)なり○やき付のごとく よく摺(すり)みがきて水銀(すいぎん)をぬり金箔(きんはく)をおきて やきたるを滅金(めつき)といふ也  ○赤銅(しやくどう)のやき様(やう) 一 銅(あかゞね)百目/白鑞(びやくらう)三十匁/加(くは)へてわかしたるを煮(に) 黒(ぐろ)めといふこれに金(きん)四銭目/加(くは)へて又わかすべし 【挿絵】 【左丁本文】 そのゝち酢(す)四両/緑青(ろくしやう)四銭目水一升を合(あは) して濃(こ)く煎(せん)じこれに浸(ひた)せばくろむなり 偽物(にせもの)は素銅(すあかゞね)の上を右の煎汁(せんじしる)にひたし或は 硫黄(いわう)の煙(けふり)にて薰(ふす)べたる物なり  ○色付(いろつけ)四分一(しぶいち)のやきやう 一 銅(あかゞね)の下地(したぢ)を油気(あぶらけ)なきやうによくみがき 銀箔(ぎんはく)十/枚(まい)梅酢(むめず)にてひた〳〵にして指(ゆび)にて よくときたるをすり付て焼(やく)べし  ○胎内(たいない)の子(こ)男女(なんによ)を知る法 一 夫(をつと)の年(とし)の数(かず)と婦(をんな)の年の数と合せて 九払(くばらひ)にして残(のこ)る数/耦(てう)ならば女子/奇(はん)ならば 男子(なんし)としるべし九払(くばらひ)にしても余(あま)るときは 六十一年を引て残る数を九払(くばらひ)にすべし 【枠外丁数】廿九