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【右丁頭書】
には凶(きよう)なり
○この星にあたる人は威徳(ゐとく)あり
て福(さいはひ)ある也されども若(わか)き内吉に
して老(おい)てあしき事あるべしよく
よく身(み)を慎(つゝし)みてよし
【星三ッ結ぶ(なかごぼし)の図】心(しん) 火に属す
此星/中(なか)の星(ほし)を天子(てんし)とす明(あきら)かなれば
道(みち)さかんなり前(まへ)を太子(たいし)とすくら
ければ太子/位(くらゐ)を得(え)ず後(うしろ)を庶子(しよし)
とす明らかなれば庶子(しよし)位(くらゐ)をつぐ
ことあり
○喜多宿(きたしゆく)といふ神事(じんじ)移徒(わたまし)に
よし衣(きぬ)をたち財(たから)を出すはわろし
○此星にあたりて生るゝ人は火難(くわなん)
盗難(とうなん)にたび〴〵あふべしされども福(ふく)
禄(ろく)あつく心の望(のぞ)みをとぐるゝ
【左丁頭書】
【星九ッ結ぶ(あしたれぼし)の図】尾(び) 水に属す
尾の九星そろひて明かなれば国(くに)
豊(ゆたか)なりうつり動(うご)けば国(くに)のうれひ
ありて大/洪水(こうずい)の災(わざはひ)あり
○富智宿(ふちしゆく)といふ薬(くすり)を合せ造作(ざうさく)
にはよし衣を裁(たつ)にはわろし
○此星にあたりて生(うま)るゝ人は
【挿絵】
【右丁本文】
多(おほ)く入る故/濃(こく)して美(び)なり○やき付のごとく
よく摺(すり)みがきて水銀(すいぎん)をぬり金箔(きんはく)をおきて
やきたるを滅金(めつき)といふ也
○赤銅(しやくどう)のやき様(やう)
一 銅(あかゞね)百目/白鑞(びやくらう)三十匁/加(くは)へてわかしたるを煮(に)
黒(ぐろ)めといふこれに金(きん)四銭目/加(くは)へて又わかすべし
【挿絵】
【左丁本文】
そのゝち酢(す)四両/緑青(ろくしやう)四銭目水一升を合(あは)
して濃(こ)く煎(せん)じこれに浸(ひた)せばくろむなり
偽物(にせもの)は素銅(すあかゞね)の上を右の煎汁(せんじしる)にひたし或は
硫黄(いわう)の煙(けふり)にて薰(ふす)べたる物なり
○色付(いろつけ)四分一(しぶいち)のやきやう
一 銅(あかゞね)の下地(したぢ)を油気(あぶらけ)なきやうによくみがき
銀箔(ぎんはく)十/枚(まい)梅酢(むめず)にてひた〳〵にして指(ゆび)にて
よくときたるをすり付て焼(やく)べし
○胎内(たいない)の子(こ)男女(なんによ)を知る法
一 夫(をつと)の年(とし)の数(かず)と婦(をんな)の年の数と合せて
九払(くばらひ)にして残(のこ)る数/耦(てう)ならば女子/奇(はん)ならば
男子(なんし)としるべし九払(くばらひ)にしても余(あま)るときは
六十一年を引て残る数を九払(くばらひ)にすべし
【枠外丁数】廿九