翻刻!江戸の医療と養生

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広益秘事大全 3巻. [2] - 翻刻

広益秘事大全 3巻. [2] - ページ 5

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【右丁頭書】 物事長びきて埒のあかぬ事有 ば此日より事をはじむべからす たゞ人と共にせず自分ばかり する事は行ひてもよし万づに ひかへめにして信心すべし  ○右にいへるは概略(あらまし)なり星(ほし)の  黒白(くろしろ)に心をつけて其事を  考(かんが)へ判断(はんだん)して行ふべし  ○十二/運(うん)くりやう 【よこ十三・たて六の升目の図】    金性  木性  水性  火性  土性 長(ちやう)  四月  十月  七月  正月  七月 沐(もく)  五   十一  八   二   八 官(くわん)  六   十二  九   三   九 臨(りん)  七   正   十   四   十 【左丁頭書】 帝(てい)  八   二   十一  五   十一 衰(すゐ)  九   三   十二  六   十二 病(びやう)  十   四   正   七   正 死(し)  十一  五   二   八   二 墓(ぼ)  十二  六   三   九   三 絶(ぜつ)  正   七   四   十   四 胎(たい)  二   八   五   十一  五 養(やう)  三月  九月  六月  十二月 六月 右十二/運(うん)の図(づ)は産(うま)れ月にて 善悪(ぜんあく)を考(かんがふ)る事なりくりやうは たとへば金性(かねしやう)の人にて四月の産(うまれ) ならば金(かね)の処(ところ)を緯(よこ)に見て四月の 所を見それより経(たて)に見て長(ちやう)の 運(うん)と知(し)りさて下(しも)の長(ちやう)の所を読むべし 【右丁本文】  ○小き蜜柑(みかん)を大にする法 一 蜜柑(みかん)のはじめ実(みの)る時/半分(はんぶん)ほど取て半 分を木(き)にのこしおけば残(のこ)りたる蜜柑(みかん)大に なり色(いろ)紅(くれなゐ)にして味(あぢ)きはめてよし  ○竹(たけ)の根(ね)のはびこるを防(ふせ)ぐ法 一 皁莢刺(さうけうし)【「サイカチノハリ」左ルビ】をあつめて土中(どちう)に埋(うづ)むべしよく 竹根(たけのね)をさへぎり留(とむ)る也又/油麻梗(ごまがら)をうづむ るもよし  ○足(あし)の疲(つか)れたるをかろくする法 一 旅(たび)にて足つかれたる時は塩(しほ)を口にてかみ足の うらにぬり火にてあぶるべし又/細(ほそ)き物にて 両(りやう)の股(もゝ)をかたくむすぶべし足/軽(かろ)くなる但(たゞ)し 洗足(せんそく)して後も塩(しほ)をぬりてあぶるべし足つかれず 【左丁本文】  ○薫物(たきもの)の方(ほう)品々(しな〴〵) 一 梅花(ばいくわ)《割書:春|》    沈香(ぢんかう)《割書:四両|》  丁香(てうかう)《割書:二両|》  甲香(かいかう)《割書:二分|》 甘松(かんしよう)《割書:二朱|》 麝香(じやかう)《割書:|二朱》 一 荷葉(かえう)《割書:|夏》   沈(ぢん)香《割書:七両|》   甘松(かんしよう)《割書:一分|》  丁(てう)香《割書:二両|》 藿(くわく)香《割書:一分二朱|》 白檀(びやくだん)《割書:一分三朱|》 【枠外丁数】廿一